広島・新井監督「初物は難しい」メヒアに打線沈黙 今季土曜日のビジタゲームは7戦全敗
「中日5-1広島」(8日、バンテリンドーム)
広島は投打で奮わず中日に連敗。これでチームは今季、土曜日のビジターゲームで7戦7敗と白星がなく、苦戦が続いている。
打線は四回、松山の適時二塁打で先制するも、以降は初顔合わせとなった相手先発・メヒアの前に1得点と沈黙。来日初勝利を献上した。
先発・大瀬良は五回まで2安打と好投するも、1-0の六回に2失点。先頭の岡林に四球。この試合初めて先頭打者を出塁させると、続く大島には11球目を左中間に運ばれて同点の適時二塁打とされた。さらにビシエドの右前適時打で勝ち越し点を献上。七回も代打・後藤の中犠飛で3点目を失い、7回3失点で7敗目を喫した。
試合後の新井貴浩監督(46)の主な一問一答は以下の通り。
-大瀬良の投球。
「ゲームをつくってくれたと思いますよ」
-六回は粘られて失点。
「まあ、ゲームは作ってくれたと思いますね」
-1点ビハインドの七回も大瀬良が続投。
「(六回の攻撃で)打順が回ってこなかった。(球数も六回を終えて97球で)ウチの中心ですから。(打順が)回ってきたらランナーがいるので代打でしたが、回って来なければ行くよと伝えていたので」
-大瀬良に託した。
「そうそう。中心なのでね。ビハインドの展開で降りるのは本人もアレだと思うし、球数も、もう1イニングいけたし、打順との絡みもあって、3人で終わったらもう1回いってもらおうと決めていました。一人でも出たら『代打あるから』とは伝えてました」
-八回、2点差でターリーが登板。
「まだ、何とか粘ってね。ゼロに抑えて攻撃につなげたかったというのはありますよね。九回、向こうは絶対的な守護神がいるので、そこを抑えてなんとか八回という考えですね」
-ターリーは調子を落としている。
「そういうときもあるでしょう。修正して、次にいいところで投げてもらいたい」
-打線は初ものは難しい。
「そうですね。初物は難しいと思う。でもヒットは出ている。全体的に見て。ヒットは出ているので、そのヒットをなんとか得点につなげられるように、こっち(自分)が考えてまた明日頑張ります」
-九回2死満塁で代打・大盛は空振り三振。代打起用の意図は。
「大盛は真っすぐに強いから。マルティネスの強くて速い真っすぐ。大盛は強いからという風に起用した。惜しかったね。2球目のファウル。タイミングは合っていた。いいファウルだった」





