広島・新井監督、大瀬良二盗に「何でもいいからチームに貢献したいという献身的な姿がエース」
「ヤクルト3-2広島」(1日、神宮球場)
広島は先発の大瀬良が初回にサンタナに3ランを浴び先制を許した。
打線は六回に堂林の2点二塁打で1点差に迫るもあと一歩及ばず連勝は6で止まった。
新井貴浩監督は「(大瀬良)大地もサンタナのところだけかな。でも、あれもコースは甘く入っているけど、あの高さをバックスクリーンにもっていかれたというのは、それは相手の方がいいスイングだったということ。それ以降は完璧に抑えてくれて、今日もナイスピッチングだったと思いますよ。それを継いだブルペンも、みんな頑張って耐えてくれたし、野手もあともう一歩のところまで追い上げているんで。また明日につなげていきたい」と前向きに捉えた。
1点を追う七回には2死一、二塁の場面でデビッドソンに代打・田中をつぎ込む勝負手に出た。
「もう、どんどん勝負する場面はこちらから勝負をかけていくという形」
三回には投手の大瀬良が二盗を決める場面もあった。
「試合前から、チャンスがあったら行くよ、と彼には言っていた。勇気を持ってスタート切ってくれて、ナイス盗塁だったと思います」
大瀬良は二盗後に治療でベンチ裏に下がったが、その後も続投し5回を投げきった。
「スライディングのときに左足を。その後も完璧な投球だったと思います。ああいう風に、投げるだけでなしに、何でもいいからチームに貢献したいという、献身的な姿というのが、野手の気持ちにも火を付けましたし、何とかしようと。ああいう姿というのがエースなんだと思います」
この日はターリーがベンチを外れた。
「ちょっと足の方が違和感的な感じ。ちょっと様子を見て、日にちが欲しいと」
登録抹消はせずに様子を見る。





