カープ末包&堂林 弔いの連弾 北別府氏に捧げる2発「喜んでくれていると思います」

 「広島2-0西武」(16日、マツダスタジアム)

 球場を一つにした力強い2本の放物線が勝利を呼び込んだ。0-0の五回無死。先頭の広島・末包昇大外野手(27)がバックスクリーンへ先制の1号ソロを突き刺すと、続く堂林翔太内野手(31)も右中間席の最前列へ3号ソロを放った。負けられない一戦で2者連続本塁打だ。

 堂林は強い思いを込めて打席に立った。「カープ球団OBの北別府さんが亡くなられました。こうやって打つことができて喜んでくれていると思います」。球場で何度も励まされたことが思い出に残っている。特別な一本だった。

 新井監督は「素晴らしいホームランだった」と目尻を下げた。右の長距離砲が持ち味を発揮してつかみ取った白星は、チームを勢いづけるはずだ。

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