【安仁屋宗八氏の眼】広島・アンダーソンは昨年の来日当初のような球威と変化球の切れ 交流戦でも大きな戦力に

 「広島3-1ヤクルト」(28日、マツダスタジアム)

 広島は交流戦を5割で迎えられたら、と考えていたが、貯金2とそれ以上の成績で臨むことができる。この日に関して言えば、アンダーソンの好投が大きかった。

 昨年の、来日当初のような、球威もあり変化球も切れる、非常に安心して見ていられる投球は、今年一番と言っていいのではないか。

 奪三振は7回で6にとどまったが、フライアウトが10。それだけ強い直球で押していくことができたということだろう。村上には変化球をスタンドまで運ばれたが、3点リードした中でのソロ本塁打でもあり、気にする必要はない。

 むしろこれだけの投球ができるのであれば、交流戦でも大きな戦力となるはずだ。

 さらにこの日は上本、中村貴ら脇役の活躍もあり、打線のつながりも一層出てきた。交流戦はこれまで苦手としていたオリックス、ソフトバンクと続くが、この勢いなら五分以上の戦いができるだろう。

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