5割復帰の広島・新井監督 ビジター初の勝ち越しに笑顔「あとは九里に聞いてください」
「中日0-4広島」(10日、バンテリンドーム)
広島は先発の九里が散発の4安打で中日打線を抑え、自身2020年以来3度目の完封勝利。チームとしても2試合連続完封。今季初のビジターカード勝ち越しで1日以来の5割に復帰した。
広島・新井貴浩監督は九里について「ははは!ナイスピッチングでしたね。代えたら怒られるでしょ?(笑い)。本当にナイスピッチングだったと思う。タフで頼りになる投手ですね」と絶賛した。
防御率はリーグ2位の1・33。好調の要因を問われると「ゾーンの中で勝負できている。真っすぐの強さもある」と説明した。
打線は野手全員安打の12安打。決勝点は不調で苦しんでいたマクブルームが打った。
「ナイスバッティングでしたね。今日は内容のいい打席が多かった。今日の練習前に打撃コーチたちとミーティングしたらしいです。彼もそれで少し気持ちが楽になったと聞いてます」
ビジターで初の勝ち越しには「まだ始まったばっかりですから。いい勝ち方だと思います。あとは九里に聞いてください」と、ヒーローに譲っていた。



