カープ森下「結果が全て」4日DeNA戦で今季初先発 新井監督「期待は大きい」
4日のDeNA戦で今季初登板初先発する見込みの広島・森下暢仁投手(25)が1日、マツダスタジアムでの投手指名練習に参加した。3月上旬に右肘の違和感を訴え、再調整のため2軍で5試合に登板した。準備を整え満を持しての1軍昇格。「結果だけを求めていく」と力を込めた。
五月晴れの下、森下がキャッチボールなどで心地よい汗を流した。1軍合流に表情は明るい。4日のDeNA戦が今季初先発となる見込み。「結果が全てだと思う。与えられた場所で結果を残したい」と闘志を燃やした。
昨秋に右肘の手術を受けた。順調に春季キャンプを終えたものの、3月上旬に患部の違和感を訴えて再調整。2軍ではウエスタン5試合に登板した。
前回4月27日の阪神戦は4回0/3を4安打1失点。「しっかり腕を振れた」。計測した149キロは実戦復帰後最速だった。同戦の球数は1軍昇格を見据えて76球と少なかったが、100球近く投げた試合もあり、準備は整った。
チームは日程ではなく、森下のコンディションを最優先に考えてきた。満を持しての1軍戦は約7カ月ぶり。新井監督は「もちろん彼に対する期待は大きいし、彼自身も(周囲の)期待が大きい分、しっかり万全に治してからというふうに思っていたから。楽しみにしたい」と力を込めた。
森下は「本当にいろんな人が自分の場所だったり、いろんなことを考えて動いてくれていた」とチームに感謝した。敵地に乗り込んで戦う首位・DeNAとの3連戦。鯉の季節に勝利を呼び込む投球で新井カープを上昇気流に乗せる。




