広島・新井監督 指揮官として初の護摩行 燃えさかる炎の前で「広島優勝」と叫ぶ

 護摩行で「広島優勝」を祈願し、炎と向き合う新井監督(撮影・山口登)
 護摩行で「広島優勝」を祈願し、炎と向き合う新井監督(撮影・山口登)
 護摩行で「広島優勝」を祈願し、炎と向き合う新井監督(撮影・山口登)
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 広島・新井貴浩監督(45)が19日、和歌山県にある高野山清浄心院で護摩行を行った。午後12時半頃から約2時間、燃えさかる炎と対峙(たいじ)しながら心を整えた。

 護摩行に初めて臨んだのは現役時代の2004年。そこから毎年欠かすことなく、今年で節目の20年目を迎えた。監督として初めての荒行を終えると「今年で20年目になりますが、何回やらせていただいても苦しい行ですし、また心がグッと引き締まる思いです」と口元を引き締めた。

 まばたきを繰り返しながら読経し、声を張り上げて「広島優勝 心願成就」という言葉を叫んだ指揮官。「優勝するため、日本一になるために、この護摩行をやらせていただきました。あとは選手全員が元気でグラウンドを暴れ回れるように」とチーム全体を思いながら祈願した。

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