広島・大瀬良 これぞエース!6回0封8Kで2勝目 開幕の借り返した 新井監督「絶対先に点をやらないという気迫が」

 「広島1-0ヤクルト」(14日、マツダスタジアム)

 雨にも負けず、広島・大瀬良が6回無失点で2勝目。村上の一発で敗れた開幕戦のリベンジを果たした。ヤクルト戦に限れば2020年7月17日(マツダ)以来、3年ぶり14勝目(6敗)でツバメキラー復活を印象付けた。

 「(開幕カードで)チームとしても3つ負けていたので、3つ取り返すつもりでいました。自分も最近(ヤクルトに)勝ってなかったので流れを変えたい気持ちが強かった」

 雨の中、五回までは毎回走者を背負ってもあと1本は許さなかった。強い真っすぐで追い込み、カットボール、フォークで打ち取る投球。最後のイニングとなった六回は激しく雨が打ち付ける中、村上を内角の148キロで空振り三振。オスナにはスライダーの連投で空振り三振に斬り、雄たけびを上げた。

 3月31日の開幕戦で決勝弾を浴びた村上は、4打数無安打で2三振。「あまり意識せず。一人の打者として勝負して、打ち取ることができたので良かった」と振り返った。

 開幕戦で投げ負けた小川との対決。味方が五回1死までパーフェクトに封じ込まれる中「絶対負けないぞと思った」と一歩も譲る気持ちはなかった。

 被安打4で毎回の8奪三振。新井監督も「大地(大瀬良)は天候が悪い中、絶対先に点をやらないという気迫が伝わってきた。ナイスピッチング」と絶賛。これぞエースの投球だった。

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