広島・大瀬良 いざ出陣「ウイニングボール渡したい」新井監督に初星贈る 勝てば開幕4勝目

 笑顔を見せる大瀬良(撮影・佐々木彰尚)
 キャッチボールで調整する大瀬良(撮影・田中太一)
 キャッチボールで調整する大瀬良(撮影・田中太一)
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 広島・大瀬良大地投手(31)が30日、5年連続5度目となる開幕投手の大役に向けて、神宮で調整した。

 あふれる自信を抑えきれない。8勝9敗と屈辱に終わった昨季のオフから、巻き返しを誓い取り組んできた。体重を元に戻し、練習方法も走り込み中心から投げ込みも組み合わせて、本来のボールのキレを取り戻した。2月のオープン戦で151キロを記録するなど剛球が戻った。力で勝負できる喜びがある。

 「やってきたことは間違ってなかったと思う。結果を残すこと、チームに貢献することを考えてやってきた。ここからがスタート。やってきたものを1年間通して、パフォーマンスとして出せるようにやっていきたい」

 開幕投手ではこれまで4試合で3勝、防御率1・45と好結果を残している。勝てば球団では北別府学の9試合6勝2敗に次ぐ4勝目。何より新井新監督の初陣を勝利で飾ることができる。

 「せっかくなら勝ちたい思いはあります。結果的に(新井監督の)1発目の試合になりますのでウイニングボールを渡したいと思ってます」

 エースとして、自らの右腕で指揮官に記念星を届ける。

 験担ぎはしない。27日には家族が鯛の尾頭付きで送り出してくれた。最高のシーズンへ準備は整った。

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