カープ残留の野間 単年契約か 国内FA権を行使せず

 今季国内FA権を取得した広島の野間峻祥外野手(29)が権利を行使せずチームに残留することが19日、明らかになった。18日には球団側と3度目の交渉。単年契約と見られ、そのほかの条件面でも大筋で合意している。近日中にも正式発表される見通し。

 野手主将として迎えた今季は85試合に出場し打率・312。不振や新型コロナウイルス感染で2度、戦列を離れたものの1番として攻撃陣をけん引した。また野手主将としてチームのまとめ役を担った。

 新井新監督からも電話で直接、残留のラブコールを受けた。取材対応した13日には「本当にそう言ってもらえるのはありがたいです」と感謝の言葉を口にしていた。

 新指揮官が目指すのは機動力野球の復活だ。今季の盗塁数「26」は12球団最少で、球団としてもワーストを更新する記録だった。常に一つでも先の塁を奪い取るのがカープの伝統。野間がチームの先頭に立つ。

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