広島・佐々岡監督 5位確定に「こういう結果になって申し訳ない」

 ヤクルトに敗れ、足早にベンチ奥へと向かう佐々岡監督(左)=撮影・北村雅宏
 4回、空振り三振に倒れた西川(手前左)と、ベンチの佐々岡監督(右)=撮影・北村雅宏
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 「広島1-5ヤクルト」(30日、マツダスタジアム)

 広島は先発の九里が三回にキブレハンに3ラン、六回には森浦がオスナに2ランと一発攻勢にやられた。

 攻撃陣も九回に坂倉の16号ソロで1点をかえすのが精いっぱい。3連敗でCS進出の可能性がなくなり、5位が確定した。

 広島・佐々岡真司監督は投打ともに完敗の内容に「そうですね、結果を見れば。いいところもなく終わったという感じがしますけど」と素直に認めた。

 Bクラス確定については「負けられない試合の中で連敗ということで、本当に選手は負けないように一生懸命頑張ってくれた中で、最後までファンのみなさんの諦めずに信じて期待していたと思うところ、こういう結果になって申し訳ない気持ちです」と謝罪した。

 シーズン序盤は強力だった先発陣がここにきて息切れ状態。

 「そういうところは1年通して先発としてのやりくりは僕の責任でもあると思う。最後までできなかったこと、僕が無理させたところもあったと思います」

 自らの責任を口にした。

 残り2試合、負けられない一戦と位置づけながら矢崎、栗林を温存したまま終えた。

 「当然、用意はしていましたし、六回以降も森浦、松本、ケムナもうちの勝ちパターンの投手なので、1点もやらない気持ちは当然ありながらの起用でした」

 当初は最終戦となる10月2日・中日戦はエースの大瀬良を指名していたが「代えるでしょうね。無理させない方針になると思います」と話した。

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