広島のキャンプ地、宮崎県日南市の天福球場が台風14号に伴う被害を受けた。球場に設置されている幅約50メートルの防球ネットがグラウンドに向かって倒れ、日本列島を襲った台風の爪痕が残った。
10月10日からは同球場でみやざき・フェニックスリーグが開催予定。日南市観光スポーツ課によると、まずはグラウンドに倒れたネットの撤去作業を急ピッチで進めていくという。ブルペンなどの建物に、被害は及ばなかった。
また、スタンドとグラウンドを隔てるフェンスの復旧作業も実施する。防球ネットの修復などが間に合わない場合は警備員を配置して注意喚起し、観客の安全面を確保することも検討されている。