広島 森下が誤算 六回途中6失点で降板 11勝目ならず

 6回、森下は梅野に逆転適時三塁打を許す(撮影・山口登)
 5回、右越えにソロを放った西川(63)を笑顔で迎える森下(中央)=撮影・吉澤敬太
 5回、同点に追いつかれたものの、好守でピンチを切り抜け野手陣を迎える森下(撮影・田中太一)
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 「阪神-広島」(14日、甲子園球場)

 先発した広島・森下暢仁投手(25)が、阪神打線に逆転を許したところで降板。自己最多の11勝目に王手をかけている中、白星をつかむことはできなかった。

 味方が1点を勝ち越した直後の六回。1死からの連打で一、二塁のピンチを招くと、8番・梅野に右中間を破られ、2点適時三塁打を浴びた。ここで佐々岡監督がベンチを立って交代を告げた。

 森下は中5日での登板。2点を先制してもらった直後の初回は、大山の適時打と原口の犠飛で同点。二回以降は危なげなくアウトを重ねて本来の投球を見せていた。だが、打線が1点を勝ち越した直後の五回は糸原の犠飛で試合を振り出しに戻され、六回に逆転打を浴びたところで、マウンドを降りた。右腕は5回1/3を投げ7安打6失点だった。

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