広島が三回に球団タイ、一挙12得点の超ビッグイニング!堂林、坂倉、上本が一発!

 3回、3ランを放つ堂林(撮影・高石航平)
 3回に一挙12得点を挙げた広島(撮影・高石航平)
 3回、上本の今季初ホームランに大盛り上がりの広島ベンチ(撮影・高石航平)
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 「ヤクルト-広島」(10日、神宮球場)

 広島が三回に球団タイ記録となる一挙12得点の超ビッグイニングの猛攻を見せた。広島ファンはお祭り騒ぎとなった。

 1点を追う三回、2番・野間から始まった攻撃は打者一巡しても止まらなかった。

 野間の中前打から始まり、無死一、三塁で、まずは4番・松山が同点の適時打。相手失策で1点を勝ち越すと、2死満塁から9番・野村が右前へ2点適時打。追い込まれながらも何とか食らいつき、2人の走者を迎え入れた。野村の打点は2019年以来3年ぶり。うれしい今季初安打は、貴重な一打となった。

 なおも一、二塁で1番・堂林が初球を捉えて左翼スタンド中段への8号3ラン。背番号7は「1打席目に凡退していたので、いい流れに乗って打つことができました」と振り返った。

 打線の勢いは止まらず、続く野間と西川の連打で相手先発・サイスニードをKO。松山にこの回2本目の適時打。なおも2死一、二塁から坂倉が左翼スタンドに3ラン。これだけでは終わらず、続く上本が左翼スタンドにプロ初本塁打。打者15人攻撃で一挙12点を奪う猛攻を見せた。

 広島の1イニング12得点は84年5月30日、ヤクルト戦の四回以来、38年ぶりとなった。なお、プロ野球記録は1イニング15得点でロッテが09年6月11日の広島戦の六回に記録している。

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