広島・佐々岡監督【一問一答】大瀬良の復調に「エースとして信頼」「任せるという気持ちで」
「広島2-0DeNA」(2日、マツダスタジアム)
広島の大瀬良大地投手が7回6安打無失点で2カ月ぶりの白星を手にした。8月13日に出場選手登録を抹消され2軍で再調整。この日、再登録されチームを白星へと導いた。
攻撃陣では0-0の六回に2試合連続4番起用となった西川が先制の適時二塁打。八回には6番・マクブルームが貴重な追加点を挙げた。
試合後の佐々岡監督の主な一問一答は下記の通り。
-エース大瀬良の投球に尽きると思うが。
「そうですね、久しぶりに1軍に帰ってきて、本当に粘り強く、七回を投げてくれたと思いますし、走者を出しながらも本塁にかえさず、本当に粘り強く投げてくれたなと思います」
-2軍戦登板なしで1軍。監督から見て変化があったか。
「まず気持ちがね。やっぱりエースとして、本人もふがいない投球が続いて悔しさっていうのがあって、ファームで1軍の試合を見て、やらなきゃいけないという気持ちがね、きょうの投球だったと思います。本来なら二軍で投げてっていうところを本人の気持ちをね、尊重しながら、僕もほんとに監督になってエースとして信頼してきた投手。任せるという気持ちできょうも投げさせました」
-何とか勝ちたい、エースに勝ちを付けたいという野手陣だったように見えたが、野手陣はどう見た。
「横浜の守備も素晴らしい守備で、なかなかチャンスをつくれなかったが、野間のレフトライナーもファインプレーされて、矢野がそこからしぶとく出て、そこから4番の龍馬(西川)が先制点というのは本当に大きかった。また八回の、また龍馬がチャンスをつくって、そしてちょっと調子を落としているライアン(マクブルーム)のヒットでの2点目というのはすごく大きい。ライアンにとっても久々のヒットというか。何かもやもやしたものがあったと思うが、この1本でまた変わってくれればいいなと思います」
-いろんな意味で大きな1勝だと思うが、連敗が止まった。
「もう残り少ないですし、阪神に3連敗してマツダに帰ってきて、地元でいい戦いができましたので、われわれは本当に1試合1試合、1戦1戦勝つのみで、またあしたカープファンの前でいい戦いをしたいと思います」




