カープ佐々岡監督 もう一度快幕ダッシュ 「チームが束になった気持ちを思い出して」
広島・佐々岡真司監督(54)は16日、ヤクルト戦から始まるリーグ戦再開へ向けて開幕ダッシュの再現を誓った。
「選手には開幕の時のような、チーム一つで束になって、横浜スタジアムでみんなで手をつなぐ中でスタートした、その気持ちをもう一度思い出してやっていこうという話はしました」
交流戦は5勝13敗で最下位。投打ともに低調に終わった。再浮上に向けて目指すところは自分たちの野球しかない。
「本塁打はなかなか。あっても多いというのはない。やっぱり、つないでつないで。われわれの野球をするだけだと思います」
不調だったエース大瀬良がこのタイミングで戻ってきた。一方で打線を引っ張ってきた西川は下半身のコンディショニング不良のため復帰時期も見えていない。
代わりの3番について「クリーンアップはあまり動かしたくない。(西川)龍馬が帰ってくるまではね。そういう風に考えてます」と話したことから、菊池涼を2番から3番に下げ1番は野間、2番には上本、宇草ら調子を見極めながら当てはめていくことになる。
戦力がそろったとは言えない。だが、開幕時もマクブルームは不在だったが、6連勝した。全員野球で再進撃へつなぐ。