広島・高橋建投手コーチ「みんな勝ちに貢献できる投手」“八回の男”は全員で

 首位に返り咲いた広島の課題は『八回の男』を誰にするか。今季38試合のイニング別失点は八回の30点がワーストとなっている。

 11日・阪神戦ではケムナを抜てきしたが、2四球などで期待した投球を見せることはできなかった。

 広島・高橋建投手コーチは「八回は、結局は、そこを意識しているとよろしくないでしょうから。ということで、つなごうと、中継ぎ陣はつないでいこう、と。みんながみんな、勝ちに貢献できるピッチャーなのでね。そこを僕らがうまく見抜いて、ピッチングコーチが見抜いていけたらいいんじゃないかなと思っています」と説明。当面は一人に固定せずに状態を見ながら送り出していく方針だという。

 「幸い今、先発陣が頑張ってくれているので、その間に整備できればそれに越したことはないですけどね。みんながやっぱり、貢献できるチャンスがあるということです」

 選択肢は現状のブルペンだけではないと言う。

 「ファームのピッチャーも含めて。いいピッチャーが必然と行く、ということで」

 チーム防御率は11日終了時点でリーグトップの2・91。大瀬良、森下、九里、床田の先発4本柱に遠藤、玉村、新外国人のアンダーソンとリーグ屈指の強力ローテを構成している。

 「頼りになる先発陣です、はい。4本柱とは言っているけど、ファームにも頑張っているピッチャーがいるという現実もあるのでね、みんな気が抜けないんじゃないでしょうか」

 ファームではドラフト2位・森(三菱重工West)、高橋昂、小林、野村、中村祐らが先発で結果を残す。激しい競争が投手王国を築く原動力となっていると分析した。

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