広島ドラフト6位・末包昇大がキャンプ完走 佐々岡監督から“特別賞”で高級シャンパン

敢闘賞の二俣(左)と松本(右)に挟まれる特別賞の末包(撮影・佐々木彰尚)
 特別賞を受賞した末包(撮影・佐々木彰尚)
打撃練習を終えて笑顔を見せる末包(撮影・佐々木彰尚)
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 「広島春季キャンプ」(28日、沖縄)

 広島のドラフト6位・末包昇大外野手(25)=大阪ガス=が佐々岡監督からビッグな“ご褒美”をもらった。

 キャンプ打ち上げのこの日、指揮官は円陣で監督賞に選出された選手を発表。ドラフト5位・松本(ホンダ鈴鹿)と育成の二俣が監督賞を受け取り、3人目に末包が呼ばれた。

 だがその後、正式な監督賞は松本と二俣だったことが判明。末包は“特別賞”として大きな箱に入った高級シャンパンを贈られた。前日のオープン戦では3打数無安打。佐々岡監督はルーキーを気遣い「昨日、悔しい思いをしたので」と背中を押す意味で贈呈したと明かした。

 末包本人は「キャンプ当初から新人らしくやろうと思っていて、そこを評価していただいた」と感謝。キャンプの実戦は全試合4番を務めた大砲候補は「今後も元気を出して、チームの起爆剤になれるように。いい部分、悪い分を反省しながらどんどん右肩上がりになれるように頑張っていきたい」と誓った。

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