カープ・玉村 紅白戦で快投3回1失点 先発ローテ奪取に向けグイッ投!

 「広島紅白戦、白組3-1紅組」(25日、コザしんきんスタジアム)

 広島・玉村昇悟投手(20)は紅白戦に先発し、3回1失点の好投。先発ローテ争いで一歩リードした。

 初回、先頭の宇草はフルカウントからチェンジアップで見逃し三振。その後、失策も絡んで1失点。さらに満塁のピンチを迎えるが、林は一ゴロでしのいだ。

 二回からは100キロを割るスローカーブを多投し、的を絞らせない投球で無失点に抑えた。

 「初回に点を取られて入りは良くなかった。そのあとはゼロでできたので、今までの登板よりは良かった。(二回から)あまり考え込まず、自分のリズムで投げようと思った。あんまりきわきわを狙わずに割り切っていった。いい結果になった」

 昨季はシーズン途中からローテーションを守った。さらなる飛躍を目指し、オフは同じ左腕のソフトバンク・和田に弟子入り。腹筋を意識する大切さを学んだ。だがキャンプの実戦では本来の投球ができず、登板直前でも100球超えの投げ込みで必死に出口を模索した。

 佐々岡監督は「力でというよりも、緩急なり制球力で抑えていくタイプ。そういうのができている」と及第点を与えた。

 紅組の小林が二回までの好投から一転、三回に連打で失点したのと対照的に試合を作れるところを見せローテ入りをアピールした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス