広島・小林樹斗が開幕ローテ入りへアピール 3回3奪三振無失点

 「練習試合、広島4-6DeNA」(16日、コザしんきんスタジアム)

 広島の小林樹斗投手が3回1安打3奪三振無失点で開幕ローテ入りへアピールした。

 4番手で六回から登板。1死一、二塁では森を空振り三振に仕留め、細川も詰まらせて一ゴロに打ち取った。七回は2度の暴投でピンチを広げたが切り抜け、八回は3者凡退で締めた。

 「エラーでランナーを出しても、その後を何とか打ち取りたい思いだった。切り替えて、しっかり抑えることができてよかった」。直球の最速は149キロで、平均は144キロだった。

 2年目で開幕ローテ入りを狙う。四球や暴投など課題はあるものの、初の1軍キャンプで日々成長を続けている。佐々岡監督は「球の強さもあった。甘いところにいっても直球の強さで抑えられていた。そういう精度は課題があるけど、今のらしさは出たかなと思う」と話した。

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