カープ高橋昂也 2桁星へフォーム改良 動作解析で「投げおろす」形に
広島・高橋昂也投手(23)が13日、投球フォーム改良で2桁勝利を目標に掲げた。
昨年12月に羽月、石原、田中法、中神と一緒に鹿児島県鹿屋市にある鹿屋体育大で動作解析を用いたトレーニングを行った。
「自分に合った投げ方、納得できる教え方をしてもらった。もっと上を目指せるんじゃないかなと、プラスになった」
解析によって、投球フォームのさまざまな箇所に改善点が見つかったという。
「簡単に言ったら投げおろすイメージがいいかなと。自分の体を使えてより強いボールが投げられていると思います」
キャッチボールからこれまで投げていた感覚が変わり、ボールの威力も増したと実感した。
昨季は19年に受けたトミー・ジョン手術から復活。5勝(7敗)を挙げた。今季はドラフトで1位・黒原(関学大)、2位・森(三菱重工West)と左腕を獲得。競争は激しさを増すことが予想される。
「毎年、競争は激しくなってくる。自分がしっかりしていれば。あまり気にしていない。今は楽しみでいっぱい。2桁勝ちたい」
すでに10日から大野練習場で自主トレを開始。フォームの精度を上げ先発ローテを勝ち取る。