広島・高橋昂は5回4安打無失点 5勝目の権利
「広島-巨人」(9日、マツダスタジアム)
先発した広島・高橋昂也投手が、巨人打線を相手に堂々の投球を示した。5回を4安打5奪三振で無失点。球数は105球と費やしたが、一度も連打を許さず自身の役割を果たした。
初回、安打と四球で1死一、二塁のピンチを迎えたが、4番・岡本和を空振り三振。続く丸を左飛に仕留め、立ち上がりを無失点で切り抜けた。二回は無死一塁からウィーラーを三ゴロ併殺。2死から岸田に右翼線への三塁打を許したが、得点は与えなかった。
この日は低めへのカットボールの制球力がさえた。五回は2つの四球で1死一、二塁とピンチを背負ったが、広岡を左飛、2死から坂本には内角低めにカットボールを決め、空振り三振に斬った。
打線も序盤から左腕を援護。5勝目の権利を手にして、中継ぎ陣に後を託した。