広島・森下初球宴は2回1失点も堪能 「いろんな人と話す機会があって楽しい」

 3回、2番手で登板する広島・森下(撮影・飯室逸平)
 3回、楽天・島内に適時打を許す広島・森下(撮影・田中太一)
 4回、笑顔でベンチへ戻る広島・森下(撮影・飯室逸平)
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 「マイナビオールスターゲーム2021・第2戦、全パ-全セ」(17日、楽天生命パーク宮城)

 広島・森下暢仁投手(23)は2回3安打1失点で初の球宴を終えた。

 全セの2番手で三回から登板。先頭・甲斐を直球で攻めながら、2ボール2ストライクから8球目に投げたカーブを捉えられ中前打。1死一塁から荻野に三塁線を破られる二塁打を許すと、島内に右前2点適時打を浴びた。

 続く四回は力勝負。レアード、中村、杉本に全て直球を投げ三者凡退に仕留めた。

 登板を終えた森下は「先頭の甲斐さんを抑えたかったです。しっかりと自分の直球を見てもらいたかった。2回目(四回)は、自分の真っすぐを投げて打ち取れたので良かったです」と振り返った。

 第1戦となった前日16日も含め、他球団の選手と会話を交わす場面があった。「いろんな人と話す機会があって楽しい。岡本(和)さんと打撃と投球の話をした。球の持ち方とか」と話した。

 今後は東京五輪に出場する日本代表のメンバーとなる。大舞台へ向けて「しっかり自分の持ち場で自分の投球ができるようにやりたい」と意気込んだ。

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