広島・佐々岡監督 プロ初勝利の玉村に「期待している中で良い投球をしてくれた」

 記念撮影するプロ初勝利を挙げた玉村(左)と佐々岡監督(撮影・高石航平)
 7回を投げきり、ナインとエアグータッチをかわす玉村(撮影・高石航平)
 プロ初勝利のウイニングボールを手に笑顔を見せる玉村(撮影・高石航平)
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 「DeNA4-7広島」(18日、東京ドーム)

 広島がリーグ戦再開後の初戦を白星で飾った。DeNAと入れ替わり5位に浮上した。

 玉村はノビのある直球と変化球を織り交ぜながら要所を締めた。7回115球を投げ6安打10奪三振2失点で、登板5試合目にしてプロ初勝利を手にした。

 最下位に終わった交流戦は、18試合連続先発投手が未勝利。交流戦で先発に白星がつかなかったのは史上初だった。先発が勝利するのは5月19日の巨人戦(東京ドーム)で九里が手にして以来、1カ月ぶりになる。

 試合後の佐々岡監督の一問一答は下記の通り。

 -勝利で終えた。

 「玉村がしっかりと試合をつくってくれ、七回まで投げてくれたのが大きかった」

 -要所を締めた。

 「最少失点でね。反省すべきところあるだろうけど、その中でしっかりとね。前回もいい投球をしながら勝てなかった。きょうは早くに打線が援護してくれた。7回まで粘り強く投げてくれた。成長しているなと。期待をしている中で、良い投球をしてくれました」

 -七回の続投については。

 「六回の内容を見て。六回を終わって100球くらい。もう一段階、上がっていくためにも、できれば七回を投げてほしい。次へのステップというところで、その期待に応えてくれた」

 -先発に1カ月ぶりの白星がついた。

 「先発に白星がつかないということは、こういう成績になっているということ。リーグ戦が再開して、もう一度先発が試合をつくって、打線が得点するという良い流れできたと思う。今後もこういう形をつくっていきたい」

 -あすに向けては。

 「森下が投げる。まずは、森下がしっかりと試合をつくってね。良い流れを持ってやっていきたい」

 -会沢が代表を辞退した。チームとしても痛い。

 「しっかりと治して帰ってきてほしい」

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