広島・佐々岡監督 2者連続スクイズを決められての逆転負けに「反省し、また明日」

 8回、村林の意表を突く2者連続スクイズで、打球を処理した塹江が本塁へ悪送球。楽天ベンチ前まで転がったボールを拾い上げる坂倉(手前左)。同右は三塁手・林(撮影・立川洋一郎)
8回楽天無死満塁、太田が投前にスクイズを決める=マツダ
8回楽天1死二、三塁、村林が投前に2者連続のスクイズを決める=マツダ
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 「広島3-7楽天」(5日、マツダスタジアム)

 広島は逆転負けで借金が今季最多の7に膨らんだ。3-1の七回に、24日ぶりの先発となった森下が2連続四球からピンチを招いて降板。代わった森浦が楽天打線を止めきれず、2点を失った。さらに八回は、塹江がプロ野球12年ぶりとなる2者連続スクイズを決められるなど4失点した。復帰登板となった森下は6回1/3で100球を投げ、4安打3失点だった。

 攻撃は若鯉が奮起。田中将から宇草がプロ1号を放ち、林も右越えソロで長打力をアピールした。試合後の佐々岡監督の一問一答は下記の通り。

 -24日ぶりの先発だった森下は七回途中3失点。粘り強く投げた。

 「(管轄の保健所から新型コロナウイルス陽性者との濃厚接触判定により)隔離されての調整でも、本当に粘り強く。ランナーを出しながらも。しっかりと試合を、最少失点でということはね。ナイスピッチングだった。100球をメドというとこで、七回までいった中で先頭と2人目に四球。代え時は難しい中で、100ぐらいをメドに。だから七回も続投させたんですけど」

 -田中将から宇草がプロ1号、林も六回に2号ソロを放った。

 「本当にこういうチーム事情の中でチャンスと思ってやってくれていると思います。最高の形でホームラン、宇草も初だったし。林もここずっと試合に出始めてから、よく振れるようになった。結果も出てきている。小園も含めて本当に、はつらつとしていると思います。ただ、若さも出たけど、経験が少ない分、そういうとこを次に生かしてもらいたい。でも本当、よくやっていると思います」

 -八回に2者連続スクイズを決められた。

 「スクイズは、よくしてくるのを警戒しながら。初球からというのは、なかなかうまくやられたというのと。塹江がもう1点もやりたくないという気持ちが出たと思うけど、冷静にならなくてはいけないところでもあったし。そつない野球を相手にやられたのを反省し、また明日」

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