広島・床田が踏ん張った 今季最長7回を1失点 七回ピンチ岡本和、スモーク抑える

巨人打線を相手に力投する先発の床田(撮影・立川洋一郎)
5回裏広島1死三塁、同点となる左犠飛を放つ広島・床田寛樹=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
4回表巨人1死一、二塁、巨人・炭谷銀仁朗に適時打で先制を許す広島・床田寛樹。右は生還した二走・巨人 ゼラス・ウィーラー=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
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 「広島-巨人」(4日、マツダスタジアム)

 先発した広島の床田寛樹投手(26)は今季最長となる7回を投げ、8安打1失点と踏ん張った。

 四回1死から三連打を浴び、先制点を許したが、五回には1死三塁から巨人先発の高橋から左犠飛を放ち、自らのバットですぐさま同点に追いついた。

 七回には2四球を与え、1死一、二塁のピンチを背負ったが、岡本を右飛、スモークを三振に打ち取り、切り抜けた。同イニングにこの日最速となる152キロを計測するなど終盤まで直球の球威を維持した。

 三者凡退に抑えたのは二回と五回だけ。再三得点圏に走者を進められるもしっかりと要所を締め、粘りの投球を見せた。勝ち星はつかなかったが、次回登板につながる内容を示した。

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