広島 敗戦の中に収穫 クロンが4試合ぶりの3号本塁打 田中広は21打席ぶり安打

8回、追撃の3号ソロを放つクロン(撮影・飯室逸平)
8回、左越えへソロを放つ広島 ケビン・クロン=甲子園(撮影・田中太一)
6回、代打で二塁打を放つ田中広(撮影・飯室逸平)
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 「阪神4-2広島」(30日、甲子園球場)

 広島のケビン・クロン内野手(28)が25日の巨人戦以来となる4試合ぶりの3号ソロを放った。八回1死から代打で出場。秋山のカーブを力強く振り抜き、左翼席に運んだ。「ピンチヒッターは難しい仕事だったが、ずっと試合を見ていた。一球に集中して、高めの球に絞っていって打とうと思った」。

 また、六回の先頭に代打で出場した田中広は21打席ぶりの安打となる右翼線二塁打を放つと、八回には左前打で出塁した。河田ヘッドコーチは「結果が出たし、打ってくれて非常に大きかった。スイングが良くなってきた。継続してほしい」と復調気配が漂う選手会長に期待を寄せた。

 助っ人の一発、田中広の今季2度目のマルチ安打など敗戦の中で収穫はあった一方、広島は阪神先発の秋山をまたも攻略できず、昨季からこれで右腕に対して7連敗となった。佐々岡監督は「策は練っている中で打てない。いろいろやっているんだけど・・・」と頭を抱えた。

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