広島・森下 九回続投は志願だった 佐々岡監督が明かす「最高の勝ち方だった」

 6安打完封勝利を挙げナインからの祝福に笑顔を見せる森下(中央)=撮影・佐藤厚
 6安打完封勝利を挙げ坂倉(右)と握手する森下(撮影・佐藤厚)
 6安打完封勝利を挙げ佐々岡監督(右)に迎えられる森下(撮影・佐藤厚)
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 「ヤクルト0-2広島」(6日、神宮球場)

 広島がヤクルトに完勝し、貯金を再び3とした。チームは3カード連続で初戦勝利となった。

 先発・森下は9回6安打無失点でプロ入り2度目の完封勝利。119球の力投でヤクルト打線をねじ伏せ、今季2勝目を挙げた。

 八回で105球だった球数を考慮し、佐々岡監督は「代えようかなと思っていた」と明かす。だが本人が続投を志願して九回も送り出した。「本人が『行かせてくれ』と。本当に行きたい(という)目をしていた。最高の勝ち方だった」と勝利の立役者をたたえた。

 打線は同点の六回に3番・西川が3号先制ソロ。七回は1死一塁で代走・曽根が初球に盗塁成功。堂林の適時打で生還した。ここまで12球団で唯一、盗塁がなかったが、重要な局面で足を絡めて貴重な追加点を奪った。「週の始めから乗っていける試合になった」と指揮官は6連戦の白星発進に満足げだった。

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