広島・今村が初フリー登板「リラックスして投げられた」と充実感

フリー打撃に登板した今村=日南
 フリー打撃に登板した今村
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 「広島2軍春季キャンプ」(4日、日南)

 広島・今村猛投手(29)が、今キャンプ初めてフリー打撃に登板した。2人の打者が入れ替わる形で計40球。安打性は6本で「打者が立った方が、自分のやりたいことができたのはありました」とうなずいた。

 リラックスした状態から、リリース時に力を入れるフォームを意識。ブルペンの段階では「球自体、悪くないのが続いていた」という反面、「自分の中で『しっくりこない』のがあった」という。その中で「今日はリラックスして投げられた」と振り返った。

 小林2軍投手コーチは「元々、いい時は力を抜いて、リリースにしっかり(力が)伝わるから打者が差される(差し込まれる)。そういうボールが彼の一番の武器」と持ち味を改めて強調した。

 今後について今村は「球威を上げていきたい。今のところ、球速は自然に出るかなと思っている。打者の反応を見て、球威なり、そういったところが上がっていけば」と豪腕復活へ歩みを進める。

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