広島・クロン キャンプ初三塁守備で軽快な動き 練習後も志願の特守

三塁でノックを受けるクロン 
ランチ特打で柵越えを放ったクロン 
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 「広島春季キャンプ」(3日、沖縄)

 広島の新助っ人、ケビン・クロン内野手(27)が3日、キャンプで初めて三塁の守備に就いた。投内連係やシートノックで軽快な動きを見せ、「1日目としては非常によくできていたと思う」と話し、今後の三塁挑戦にも意欲を示した。

 前日までの2日間は一塁を守ったが、玉木内野守備走塁コーチから三塁を守るように指示された。本職は一塁だが、三塁にも適性を示せれば、チームにとっても選手起用の選択肢が広がる。クロンは「ここ2、3年はファーストとサード両方をやっていた。とにかく毎日、三塁の練習にも取り組みたい」と前向きな姿勢を見せた。

 守備練習後は同コーチに志願して特守も受けた。「土の内野は日本に来て初めて。バウンドの仕方とかも違ってやりにくかったので」と理由を説明。1月の自主トレの時から両ひざを地面につけてノックを受けるなどハンドリング練習も続けており、日本の野球に慣れるため、ひたむきに努力を重ねている。

 ランチ特打では62スイングのうち5連発を含む柵越え17本を放った。「集中力を持って練習をやりたい」。右の長距離砲が攻守で存在感を示していく。

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