広島・遠藤、来季目標は4完投 今季2完投からの倍増目指す!体力と筋力強化へ

 広島・遠藤淳志投手(21)が26日、来季は完投数を増やすことに意気込んだ。開幕から1年間先発ローテを守った今季は、プロ初完投を含む2完投をマーク。来季は年間4完投を目標に掲げ、チームの勝利に貢献していく覚悟を口にした。ルーキーの加入などで激しくなる来季の先発ローテ争いを勝ち抜き、目標を達成する。

 遠藤は、さらなる使命感に燃えていた。最後まで一人で投げ抜く試合が増えれば、チームにもたらすメリットも多くなる。「完投数だったり、長いイニングを投げられる体力を、もっと付けていかないといけない」と自覚をにじませた。

 今季は19試合で5勝6敗、防御率3・87。8月2日の巨人戦(東京ドーム)でプロ初完投、11月4日の巨人戦(マツダ)でも完投勝利を挙げた。2完投は九里、森下と並んでチームトップタイだが満足感はない。

 今季、リーグトップの完投数は大野雄(中日)の10。それに次ぐのが西勇(阪神)の4完投だ。大野雄の10完投は別格だが、年間4完投なら実現できる数字でもある。「(4完投は)来年の目標にしてもいいと思うので、それぐらい投げ抜いてチームの勝ちに結びつく投球をしたい」と誓いを立てた。

 そのためにも「どれだけゾーンで勝負して、逃げないピッチングをするか」と球数を過度に費やさないことを重要視。オフは体力と筋力強化に励む。

 ドラフト1位・栗林(トヨタ自動車)の加入などで先発争いが激化する来季。「し烈な争いになると思うので、それに勝ちにいくだけの体力と勝負強さ、気持ちで負けないように」と遠藤。サバイバルを勝ち抜き、中継ぎ陣を休ませる試合を数多く作っていく。

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