広島・羽月、収穫打! 左投手の直球「1球で仕留め」適時三塁打

 「フェニックス・リーグ、広島7-0ロッテ」(15日、天福球場)

 左中間を真っ二つに破った打撃に手応えがあった。七回2死一塁。広島・羽月が永野の高めに浮いた直球を捉え、適時三塁打を放った。左投手を苦にしなかったことも収穫。「真っすぐが強い投手を1球で仕留められたのは良かった」と汗をぬぐった。

 今秋のテーマは長打力アップだ。野手の間を抜く打球に加え、時には柵越えが出る打撃ができるようになれば、投手の警戒心が強くなると分析。その結果、攻め方が変わり、打者優位のカウントが増えたり、四球が取れたりする効果があると考えた。

 「ボール、ボールと続いて甘くなったところを打たれると、相手は考える。四球も取れるようになる。相手から嫌がられる打者になりたいんです」

 1軍の舞台を経験したからこそ見えた課題だ。今季は初出場を含め17試合に出場。長打は6安打中2本で打率・182。四球は2個に終わり、出塁率・229にとどまった。自慢の俊足を生かすためには出塁率アップが不可欠。「もっと四球を取りたい」とも話した。

 試合前後の練習では飛距離を意識。小さくまとまらず、体を大きく使ったスイングを徹底する。「東出さんからは、体を開かないというのは絶対条件と言われている」。力強さを身に付ける先に1軍定着があると信じて、バットを振り続ける。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス