継投失敗…広島ドラ1森下の9勝目が消える
「広島-中日」(17日、マツダスタジアム)
広島のドラフト1位・森下暢仁投手(23)=明大=の9勝目が幻となった。7回5安打1失点で降板。勝ち投手の権利が発生していたが、リリーフ陣が逆転を許したため、消滅した。
2-1と1点リードして迎えた八回。2番手の塹江が1死から四球と安打で一、二塁のピンチを招いた。ここで佐々岡監督が交代を告げ、守護神・フランスアがマウンドに上がった。
しかし、大島にフルカウントから四球を与え、満塁。京田を二飛に打ち取り、2死としたが、阿部に中前2点適時打を浴びて逆転を許した。なお、暴投で二、三塁とし、ビシエドに左前2点適時打を浴びた。この回一挙4点を奪われた。
森下は勝てば、新人王に向けて弾みのつく9勝目となっていたが、痛い継投失敗となった。