広島がALS啓発イベント 御調高・角森前生徒会長が始球式「病気のことを知ってくれれば」

 「広島-中日」(17日、マツダスタジアム)

 広島県立御調(みつぎ)高等学校によるALS(筋萎縮性側索硬化症)の啓発イベントが行われ、前生徒会長の角森巴海さん(3年)が始球式を行った。

 力強く投げた球はワンバウンドで捕手・坂倉のミットに収まった。「とても緊張しました」と初々しく感想を語った。

 同校元教頭の長岡貴宣さんがALSを発症したことをきっかけに約3年にわたって難病支援活動を行ってきた御調高校生徒会が、認知度の低い、ALS(全身の筋肉が鈍る病気)についての理解を深める場をつくってほしいという思いを込めた手紙を球団に送ったところ、それが認可され、実現した。

 角森さんは「始球式やブースを出させてくれてとてもうれしかった。こういう活動で病気のことをたくさんの人が知ってくれれば」と話した。

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