「巨人－広島」（１３日、東京ドーム）

　広島の攻撃陣が菅野に襲いかかった。

　０－０の二回は併殺打の間に先制点を奪取。四回は田中広の右前打が得点のきっかけだ。鈴木誠が四球を選んで好機を広げて無死一、二塁とすると、松山が中前適時打を放った。

　さらに菊池涼に右翼線への適時三塁打が生まれるなど、この回３得点した。

　松山は「打ったのはフォーク。ボール気味だったけど積極的に打ちにいきました。九里も頑張っているので、点につながって良かったです」と話した。

　菊池涼は「打ったのは直球。将吾（坂倉）君がよく走ってくれました」と振り返った。

　菅野はこの試合まで“無敗”。前回６日のＤｅＮＡ戦で、開幕投手として無傷の１３連勝。プロ野球新記録を樹立し、自身の通算１００勝にも到達した。この日は、開幕１４連勝を目指すマウンドだ。