広島、同一カード3連戦3連勝 中村祐は887日ぶり白星 鈴木誠が5年連続20号

7回、ソロを放ち、佐々岡監督(右)に祝福される広島・鈴木誠也(撮影・西岡正)
試合に勝利し、マウンドでタッチを交わす広島・鈴木誠也(中央)ら広島ナイン(撮影・高石航平)
ヒーローインタビューでファンの拍手に帽子を取って応える広島・中村祐太(撮影・高石航平)
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 「ヤクルト4-6広島」(4日、神宮球場)

 広島が今季2度目となる同一カード3連戦3連勝を飾った。先発の中村祐は887日ぶりの白星を挙げた。

 初回2死から四球と安打で好機をつかむと、西田の捕逸で先制。追いつかれた直後の三回には田中広が右翼席ギリギリに飛び込む7号ソロ。9月25日・DeNA戦以来のアーチに「追い込まれていたので、コンパクトにしっかり捉えることができました」と振り返った。

 さらに五回1死から、前の打席で本塁打を放っている田中広が右翼への二塁打で好機を演出。その後2死一、二塁となって5番・会沢が右翼前にポトリと落ちるラッキーな二塁打で2点を追加した。会沢は「いいところに飛んでくれました。いい追加点になりました」とコメントした。

 さらに続く長野が中前へはじき返し、会沢が生還。ここでヤクルト先発・吉田大喜をKOした。

 ヤクルトに1点を返された直後の六回には鈴木誠が球団史上7人目となる5年連続の20号ソロで突き放した。

 投げては先発の中村祐が粘り強い投球で5回1失点。2018年5月1日の巨人戦以来となる勝利をマークした。

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