広島、7点差吐き出し“悪夢の引き分け”今季延長戦10戦勝ちなしの2敗8分け

ヤクルトと引き分け、ファンに頭を下げる広島・佐々岡真司監督(左端)=マツダスタジアム(撮影・高部洋祐)
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 「広島10-10ヤクルト」(9日、マツダスタジアム)

 広島が終盤7点差を追い付かれ、引き分けた。延長戦は10試合目だったが勝てず今季通算2敗8分けとなった。

 7点のリードが一気になくなった。六回までは3失点できていた先発・野村が七回に山田哲の7号3ラン、村上の12号ソロと2者連続弾を浴びて3点差に。試合が分からなくなった。

 さらに八回には塹江が3本の適時打を許して同点にされた。

 フランスアが九回、延長十回と2イニングを打者6人、4奪三振で抑え、負けはなくなったが、打線はヤクルトの抑え・石山を攻略できなかった。1死一、二塁までいったがあと1本が出なかった。

 逃げ切れなかった広島、勢いに乗り切れなかったヤクルト。両チーム合計で31安打、20点の試合は痛み分けに終わった。

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