広島打線、盆休み?好調坂倉2番起用もつながり欠く…佐々岡監督「機能しなかった」

 「広島1-5阪神」(9日、マツダスタジアム)

 二回に菊池涼の左犠飛で「1」を刻んで以降、スコアボードには「0」が並んだ。秋山を攻略できずガンケル、スアレスにも封じられた。3安打1得点。広島・佐々岡真司監督(52)は「攻撃的に調子の良い打者を(上位に)置いたんだけど、きょうは機能しなかった」と言葉を紡いだ。

 秋山に奪われた三振は1個だけ。バットの芯を外され凡打する場面が目立った。「立ち上がりからコーナーに丁寧に投げられた。狙い球を絞れなかった」と朝山打撃コーチ。右打者は内角へ投じられたシュートにも苦しんだ。

 打線を組む上で、上位に状態が良い選手を配置するのがチームの基本方針。好調の坂倉を長野の前である2番に初めて抜てきしたが、この日はつながりを欠いた。

 1-5で抑えのスアレスが登板した九回は、鈴木誠の左前打が口火となり1死満塁とした。朝山コーチは「(どんな点差でも)諦める選手はいない。1回でも多く、3人で終わらないようにと思っている」と力を込めた。粘りの姿勢は次戦につながるはずだ。

 10日からは引き続き本拠地で中日3連戦。ヤクルト、阪神と2カード連続で勝ち越して迎える9連戦最後の戦いだ。8月は5勝3敗。巻き返しへ、一丸で白星をつかみ取る。

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