広島・大瀬良「何も問題ない」“幻の開幕戦”以来本拠地で打者相手に登板

 広島・大瀬良大地投手(28)が22日、マツダスタジアムで行われた実戦形式の打撃練習に登板し、最短で6月19日の開幕日へ順調な仕上がりを見せた。

 打者を相手に本拠地で投げるのは“幻の開幕戦”となった3月20日の練習試合・中日戦以来だ。打者7人を1セットとし、計2セット。トータル42球を投げ、安打性の打球が5本、3奪三振という内容で最速145キロをマークしたが「カット(ボール)とスライダーが、あんまり良くなかった」と分析する。

 代名詞とも言える変化球が本調子ではなかった一方、新たな発見もあった。石原慶が捕手を務めた2セット目、「石原さんが要求してくれたんですけど」とカーブを決め球に使い、マウンド上で修正を図ることもできた。

 「追い込んでからカーブで三振を取れた。『こういう使い方もあるんだな』というのを石原さんに教えてもらった」。百戦錬磨のベテランから得た引き出しは、間違いなくシーズンでも大きな武器になる。

 開幕投手に内定している右腕は「良い、悪いが出たので、また次の登板に向けて調整していければいいかなと思います」と力を込めた。6・19が有力視される開幕へ、「何も問題ない。準備はできている」。確かな自信を胸に、調整を進める。

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