広島ドラ1森下、初回2失点も修正能力を発揮 最速149キロ
「オープン戦、ヤクルト-広島」(22日、ANA BALL PARK 浦添)
広島のドラフト1位・森下暢仁投手(22)=明大=がオープン戦に初登板初先発し、3回2安打2失点でマウンドを降りた。
初回1死から2番・山田哲に中前打を許し、3番・青木に四球を与えて一、二塁とされると、4番・雄平に左翼への適時二塁打で先制点を献上。続くエスコバーに死球を与えると、6番・塩見の二ゴロの間に2点目を許した。
直球には威力があり、最速は149キロを計測。立ち上がりはカーブの制球に苦しんだものの、回を追うごとに上向き、二回と三回を無失点に抑えた右腕。修正力を示した初登板となった。
登板を終えた森下は球場の雰囲気に「緊張感を持って投げられた」と話しつつ投球には「立ち上がりが悪かった。これからの課題が見つかった」と修正点を冷静に振り返った。