佐々岡監督 菊池の残留に「うれしい。優勝を目指して頑張ろうと伝えた」
広島・佐々岡真司監督(52)が27日、取材に応じ、菊池涼の残留を喜んだ。監督就任前に直接残留ラブコールを送っており「僕としてはうれしい。昨日、連絡があった。優勝を目指して、頑張ろうと伝えた」と明かした。
V奪回へ背番号33は絶対的な存在だ。球界屈指の守備力を誇り、侍ジャパンも常連。指揮官は「二塁手としての菊池の存在は大きく、必要な選手」と高く評価。今回の決断に「本人としては残念だろうけど、気持ちを切り替えて頑張ってほしい。また野手を引っ張ってくれるだろう」とリーダーとして絶大な信頼と期待を寄せた。
これでFA権を保有していた全選手が残留となった。「今オフは1人でも抜けたら…という思いもあったが、会沢も祐輔(野村)も長野も残ってくれた。最後に菊池が残留するという決断も大きかった」。他球団が戦力を落とす中、広島にマイナスはなし。2年ぶりリーグ優勝へ、手応え十分だ。佐々岡鯉に追い風が吹いている。




