会沢、全戦スタメン誓った!今季自己最多126試合出場も「もっと出たい」

 広島の会沢翼捕手(31)が6日、大阪市内で開催された「ミズノブランドアンバサダーズミーティング」に参加し、全試合スタメン出場を誓った。ジョンソンの先発時は多くが石原が、若手投手の時は磯村がマスクをかぶったこともあった今季。来季は扇の要として1年間を戦い抜く覚悟だ。

 会沢には高い目標がある。正捕手であるからこそ見据えるものだ。「もっと試合に出たい。143試合?それは、もう当然」。試合開始からマスクをかぶり、勝利への道を切り開きたいという強い思いを言葉に換えた。

 17年から毎年100試合以上に出場。今季は自己最多の126試合でグラウンドに立った。そのうちスタメンは100試合。残り23試合が途中からマスクをかぶり、3試合は代打だった。

 大きな目標を達成するためにはジョンソンとバッテリーを組まなければいけない。これまで助っ人左腕の女房役は、その大半を石原が務めてきた。自身とコンビを組んだのは来日5年間で2試合のみ。今季は4月16日の巨人戦以来、一度もなかった。

 「投手は投手で、捕手は捕手で特徴がある。僕だけが決めることではない」と前置きした上で「受けたいと思っているのは確か」と言い切った。「プレミア12」の決勝戦では先発出場し、世界一を勝ち取った。修羅場をくぐり抜けてきた経験も大きな武器とする。

 「正直、勝たないと。そこかな、一番は」。リーグ4連覇を逃すとともに4位に終わった今季。悔しさを力に変えて臨む来季だ。3年連続でベストナインに選ばれた男が、チームの中心として一年間マスクをかぶり続ける。

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