林 アンパンチ力UPじゃ 同じ左の大砲・松山自主トレに参加志願

 広島・林晃汰内野手(19)が3日、広島県廿日市市内の大野練習場で汗を流し、来年1月に松山竜平外野手(34)の自主トレへ参加することを明かした。秋季キャンプで助言をもらい、同じ左のパワーヒッタータイプでもある松山の打撃に心酔。鹿児島でバットを振り込み、将来のクリーンアップを目指す。

 もっともっと遠くへ飛ばしたい。長距離砲の本能が1年目のオフを過ごす林の心を突き動かした。背番号44の後継者が松山への弟子入りを志願。「秋季キャンプからバッティングのことを聞いていたので、鹿児島に来いと言われていました。まだまだ自分のフォームが固まっていない。相談しながらと言うか、一緒にやりたいです」と目を輝かせた。

 年明けから松山の地元・鹿児島でバットを振り込む。同じ左打ちの大砲で、これ以上ない“合体”と言える。秋季キャンプでも度々金言を授かり「本当に勉強になります」と語っていた。「あの年齢でもメチャメチャ打つ。打球が違うし、技術もある」とアンパンマンの打撃に心酔している。

 林は今季ファームで7本塁打。キャンプの紅白戦でも全8試合の出場で打率・318をマークし、佐々岡新監督の前で潜在能力の高さを見せつけた。ただキャンプ後半は疲労が見え隠れしていた。打撃フォームに狂いが生じ、今オフは「体を強くしたい」とジム通いで肉体改造を実行中。体重93キロから4キロ増への筋力アップが当面の目標だ。

 将来の4番候補には、チームとファンの期待は伝わっている。「自分もクリーンアップを打てるように頑張りたいです」。大志を抱いて、松山の胸に飛び込む。

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