広島は21日、広島市内のマツダスタジアムでスカウト会議を行った。高校生をチェックし、春先にリストアップしていた約50人から27人に絞り込んだ。
苑田スカウト統括部長は「星稜・奥川君と大船渡・佐々木君が抜けている」と高評価。奥川については「プロでも10勝ぐらいできるんじゃないか。初回から延長十四回まで150キロの球威が落ちないピッチャーはプロでもいないでしょう。高校生だけど、即戦力と考えていいのでのでは」とうなった。
佐々木については、「モノが違う。歩く姿からスター」と素材を絶賛した。投手の他、捕手、遊撃手もチェックした。今秋のドラフトは投手中心の指名となりそうだ。