広島3連敗で5年ぶり交流戦最下位…九回1死一、三塁サヨナラ機逃す 延長十回悪夢9失点

延長10回、オリックス打戦につかまる菊池保
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 「交流戦、広島3-9オリックス」(23日、マツダスタジアム)

 広島が九回のサヨナラ機を逃した直後に、4番手の菊池保がつかまりオリックスに同一カード3連敗を喫した。1試合を残して、2014年以来となる交流戦最下位も確定した。

 先発のジョンソンが七回を0封。レグナルト-フランスアと無失点で継投して迎えた九回の攻撃。広島はディクソンに対し1死から西川、鈴木の連打で1死一、三塁のサヨナラ機をつくった。

 しかし、会沢は遊ゴロ。2死一、二塁と状況が変わって続く代打・長野は三振に倒れた。

 これで流れが変わったのか、オリックス延長十回の攻撃で、菊池保が2死二、三塁で大城に左翼への2点適時二塁打を許し、均衡が破られた。その後、小田が適時三塁打、中川が適時二塁打、安達が適時三塁打と4連続長打で一気に大差をつけられた。

 投手が藤井皓に代わって、2者連続四球から後藤が右翼へ3点適時三塁打。続く福田も適時三塁打と1イニング4本の三塁打で一挙に9失点。悪夢のような光景が広がった。

 裏の攻撃で1死一塁から山崎福から野間が頭部死球を受け出塁(代走は小園)。急きょ登板した小林から田中広が適時二塁打、なおも2死満塁として4番・鈴木が2点適時打と意地は見せた。しかし、一、三塁で投手が比嘉に代わったところで会沢が打ち取られ、試合終了となった。

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