「新勝利の方程式」披露 新守護神フランスア「3つのアウトを取りにいった」

9回、3人斬りで締め広島・会沢翼と笑顔で握手を交わす広島・フランスア=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
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 「交流戦、広島3-2ソフトバンク」(9日、マツダスタジアム)

 連敗を止めた広島が「新勝利の方程式」をお披露目した。先発・九里が5回2失点の熱投を見せると、六回は中村恭が1イニングを無失点に抑え、15試合連続無失点とした。

 七回は一岡、八回はレグナルトが登板。左右のセットアッパーはピンチを背負いながらも、粘りの投球でソフトバンク打線の反撃を振り切った。

 九回はフランスアの登場だ。新守護神は貫禄の投球で三者凡退。「いつもと一緒。3つのアウトを取りにいった」と涼しい顔で振り返り、今季初セーブについては「本当に何も変わらない。自分の中では1イニングを抑える気持ち」と話した。

 試合後、佐々岡投手コーチは今後も相手の打順などによって流動的に起用する方針を示した。中継ぎに配置転換となった中崎については「彼の力は必要だと思う。早く調子を取り戻してほしい」と復調を願っていた。

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