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広輔、満塁弾!3安打5打点で交流戦初星に貢献 打率2割超え「もっともっと」

 「交流戦、西武1-9広島」(5日、メットライフドーム)

 広島の田中広輔内野手(29)が通算3本目となる満塁本塁打を放つなど3安打5打点と大暴れした。1-1の七回に決勝打となった右前適時打を放つと、1点を奪って迎えた八回2死満塁では、右翼席へ突き刺した。これで4試合連続安打、4試合連続打点。一時の不調から脱して打撃状態は上向きだ。チームは連敗を「2」で止め、今季の交流戦初勝利を手にした。

 完ぺきに捉えた。田中広のバットから打球がはじき返された瞬間、誰もが最高の結果を予感した。願いは届く。真っ赤に染まった右翼席へ、白球が突き刺さった。ビッグイニングを完成させ、勝利を確かなものとする3号グランドスラムだ。

 「海成(曽根)が(投球を左手に受け負傷交代)体を呈して(代打・長野が)塁に出てくれていた。何とか打ちたいと」

 バティスタが17号ソロを放ち、5-1で迎えた八回1死満塁で出番が来た。左腕・斉藤大の初球の直球。内角球にうまく反応して体を回転させた。満塁弾は、18年7月27日のDeNA戦(マツダ)以来となる通算3本目。チームでは今季初だ。

 三回には先制点の起点となる左中間への二塁打で出塁。1-1の七回1死満塁では勝負強く右前適時打を放った。「みんながつないでくれていたので何とかしたかった」。チームメートの思いをバットに乗せた一振りで決勝点をもぎとった。

 試合に出ることで見えた課題を、一つずつつぶしていきながら打撃不振の克服を目指す。迎打撃コーチは「悪いときは体が横になって(開いて)バットを振ってしまう」と分析する。一進一退を繰り返しながら6月に突入。「少しずつ状態は良くなってきているのかなと思っている。その中で今月はたまたま良い結果が出ている」。田中広は前を見据えて力を込めた。

 開幕を1番で迎えたものの、現在は下位打線に入る。これで4試合続けて安打と打点を記録。結果を出し続ければ定位置奪還が見えてくる。「出塁率が上がってくれば野間と入れ替えることもできる」と東出打撃コーチ。強力なクリーンアップを誇る広島打線。得点力アップのために、求められるのは塁に出る確率の高さでもある。

 1試合3安打の固め打ちで、打率は4月13日以来となる2割を超えて・203になった。「もっともっと」。見えている復調の兆しを本物にするために、田中広はひたむきにバットを振り続ける。

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