アドゥワ、激勝呼んだ!勝ち星付かずも6回2失点「粘り強く投げられた」

 「中日2-7広島」(6日、ナゴヤドーム)

 持ち味が光った。アドゥワは、白星こそつかむことはできなかったが6回6安打2失点(自責点1)。四球もわずか1個だった。バッテリーを組む磯村のリード通りに右腕を振り、打たせて取った。

 「低めを意識してアウトを取る投球ができた。先制されてしまったけど、粘り強く投げられた」

 打者の手元で微妙に動く直球が、低めに集まることでさらに生きた。手応えがあったのは初回、先頭の平田を三ゴロに打ち取った場面だ。4月23日の対戦では2発を浴びていた。「どうするか聞いたら、真っすぐで勝負すると言った」と磯村。リベンジに成功したことで勢いも生まれた。

 苦い記憶も振り払った。前回4月30日の阪神戦では四球を連発し黒星を喫した。この日を前に話し合った磯村は、コースではなく高さを意識してミットを構える。「ストライクゾーンでしっかりと勝負できました。大胆に投げられた」と右腕。2人の息はピタリと合った。

 100球で後続にマウンドを託したことで、次回登板は中5日で12日のDeNA戦も視野に入る。「球数が少ないので。行けと言われたところで行きます」。今季から先発に挑戦する若鯉は、力を込めてバスへ乗り込んだ。

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