広島が惨敗で単独最下位 開幕3カード連続負け越しは9年ぶり 打線一転沈黙で完封負け

 選手交代を告げる広島・緒方孝市監督
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 「広島0-9阪神」(7日、マツダスタジアム)

 広島は投打ともに見せ場を作れず、本拠地で惨敗を喫した。開幕から3カード連続の負け越しは9年ぶりの屈辱。借金3で再び単独最下位に転落した。

 先発・九里が五回途中4失点でKO。今季初黒星を喫した。

 三回に糸原に左前適時打を打たれ、先制点を献上。四回は味方の失策と安打で2死一、二塁のピンチを招き、梅野に中前へポトリと落とされた。さらに、五回も大山に左翼線へ適時二塁打を浴びた。

 その後も3番手・菊池保が七回に2失点、4番手・島内が八回に3失点。13安打を打たれて9失点した。

 前日10得点の打線は一転して沈黙。九回1死二塁のチャンスでも一本が出ず、本拠地マツダでは15年9月25日以来の完封負けを喫した。

 阪神はカード勝ち越し。FAで加入した西が1人で9回を投げ抜き、6安打無失点で完封勝利。移籍2試合目の登板で今季初勝利を手にした。また、打線は13安打9得点。開幕から8戦連続3得点以下で、球団ワースト記録を更新していたが、ついに不名誉な記録を止めた。

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