一岡、パワーカーブ習得に意欲 ソフトバンク・武田みたいなカーブ投げたい

 広島・一岡竜司投手(27)ら7選手が16日、大分県由布市内で湯布院リハビリキャンプをスタートさせた。ブルペンキャプテンの右腕は新球パワーカーブ習得へ意欲。「もう少しカーブが良くなると思う。120キロちょっとで縦スラっぽいカーブを投げられたら一番いい」と力を込めた。

 きっかけは今年の日本シリーズ。自身も110キロ台のカーブを駆使するが「ホークスの投手みたいなカーブが投げられたら楽だなとモニターで見ていた」と武田らの投球に感化。投げ込みを行う1月に「形にしたい」と方針を示した。

 今季は自己最多タイの59試合に登板。この日は温泉につかり「疲労を取るところは取って、来年に向けてやっていきたい」と白い歯をのぞかせた。新たな武器を身につけ、さらなる進化を遂げる。

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